「浮島への港」とは、新潟港、佐渡汽船、佐渡市両津港を現場とした、「浮島」を発生させるためのワークショップや作品展示などの活動であり、「浮島」がどうやってできるか思い描くための出来事である。

佐渡島、新潟市、2つの土地を繋ぐ佐渡汽船は2007年夏の「揺蕩う旗なゆた」からプロジェクトの現場となっている。新潟に新しく生まれる「浮島」という土地にとって、隣接する新潟市との関わり、新潟港から佐渡汽船で渡航できる佐渡島との関係は欠かす事が出来ない。「浮島」というきっかけから如何にして佐渡と新潟を繋ぐか、というのもこのプロジェクトの持つ1つの課題である。

「浮島への港」は2008年の8月の1ヶ月間、佐渡、佐渡汽船、新潟港と現場を移しながら継続される。




「浮島への港 in 両津港
 日にち 8/1 (金) 〜 8/9 (土)
 場所 みなと昭和館提灯工房
 
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両津港ではみなと昭和館提灯工房にて、浮島の小さい模型をつくるワークショップを開催します。 工作用紙や竹ひごなど簡単な材料でできるものです。どなたでも無料で参加可能です。 両津港でつくられた模型は、佐渡汽船で展示され、新潟港みなとぴあへと運ばれていきます。



「浮島への港 in 佐渡汽船」
 日にち 8/10 (金) 〜 8/17 (土)
 場所 佐渡汽船おけさ丸船上


佐渡汽船おけさ丸船上では、両津港での9日間のワークショップでつくられた模型が展示されます。期間中におけさ丸に搭乗される方は見る事ができます。佐渡で作られた模型が佐渡汽船によって運ばれ、新潟港へと送られていきます。



「浮島への港 in みなと・さがん」
日時 8/18 (月) 〜 8/31(日) 10:00 〜 17:00
 場所  信濃川左岸緑地(みなと・さがん 萬代橋西詰広場)


「浮島」が発生する萬代橋のたもとで 「浮島への港 inみなと・さがん」 が行われます。ここでは6m×3mの浮島巨大模型の制作が行われます。日射しの強いみなと・さがんに日除けをつくり、実際に「浮島」の上に何をどう作るのか。具体的な模型を作ります。新潟市民の方々との会話の中からどのような浮島をつくるか決めていきます。


「浮島への港 in みなとぴあ」
 日時 8/25 (月) 〜 8/31 (日) 10:00 〜 17:00 場所
 新潟市歴史博物館みなとぴあ

新潟市歴史博物館では、両津港と同様に浮島の小さい模型をつくるワークショップを開催します。 両津港でつくられた模型とみなとぴあで作られる模型をみなとぴあの屋上の堀に浮かべます。 二つの土地でつくられた模型のいくつかは、みなとぴあを飛び出し、新潟市の様々な所に置かれていきます。